リモコン32N(特定小電力無線 / 双方向信号伝送装置)
※リモコン32の後継機種です。
特定小電力無線 を利用して接点信号を伝送する装置です。到達距離は見通し1000mと広エリアです。更に中継機も最大10台までの使用が可能です。
※見通しとは、アンテナ同士が見える状態です。遮へい物などでアンテナ同士が見えない状態は、見通しとは言えません。
※1対1でのみ使用出来ます。1対Nでの使用は出来ません。
無線で接点信号を伝送するので通信費がかかりません。
Remocon32N セット |
オープン価格 ※お問い合わせ下さい |
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中継機 | オープン価格 ※お問い合わせ下さい |
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機能と特徴
極めて低コストで簡単な構築を可能にする、
遠距離双方向信号伝送装置がここにあります!!
「リモコン32N」は特定小電力無線を使用する双方向信号伝送装置です。「リモコン32N」は2台1組で使用します。16点の信号(接点やオープンコレクタ信号)を相手側の「リモコン32N」に送るとともに相手側の「リモコン32N」からの16点の信号を受けることが出来ます。
本体とアンテナは分離していて、アンテナを「リモコン32N」本体から最大50mまで延長可能です。従来の製品は、アンテナ一体型である為、制御盤内や地下室、ビル内などの環境では到達距離が短くなり、実際に利用できるエリア狭くなってしまう欠点がありました。本製品はアンテナの位置を任意に設定し、電波の環境を良くすることで見通し距離を飛躍的に伸ばすことが出来ます。
見通しがある田園地帯で1.5mの設置高では、約1000m程度可能です。(ただし、雑音の少ない環境で、周辺の影響を受けない場合に限ります。建物や山などの障害物がある場合等設置条件により距離は短くなります)
また、中継機「リモコン32_R」を利用することで、更に距離を伸ばすことも出来ます。
※見通しとは、アンテナ同士が見える状態です。遮へい物などでアンテナ同士が見えない状態は、見通しとは言えません。
信頼性を高める為、自動チャンネル変更機能を搭載しました。これにより、妨害電波や、同一規格の他社の無線機器による混信を回避できます。
離れた場所にある機器を手元で操作したり、 離れた場所にあるセンサーの信号をモニターしたり、あるいは、離れた場所にある機器どうしを自動で連動させたりといった用途に大変手軽にお使いいただける製品です。
無線を使う関係で、欠点もあります。有線で伝送すれば瞬時に信号を送ることが出来ますが、本装置は、一対一で使用したときは約5分の1秒の遅れが発生します。これらの欠点の影響が問題にならないのであれば、数百メールトル電線を引く高額な工事代や、道路横断をしなければならない為に電話回線や専用線を介して信号を伝送しなければならないなどの問題は、「リモコン32N」を導入いただくことにより、極めて低コストで簡単に構築することができます。
豊富な入出力
信号入出力を各16点持っています。 「リモコン32N」は2台一組で連動し、各機器の出力信号が相手側の入力信号と常に同じになるように動作します。 一方の入力の変化がもう一方に反映されるまでの時間は約5分の1秒です(「リモコン32_R」使用の場合は1台あたり約5分の1秒延びます)。
高い通信信頼性
双方向通信により相手側機器が信号を確実に受け取ったことを確認し、確認できなかった場合は再送信します。 「リモコン32N」は40チャンネルの無線帯域を持っています。使用中のチャンネルが妨害電波等で通信状態が悪くなった場合、自動的に最適なチャンネルへの切り替えを行います。また、強力なエラー訂正機能を搭載しています。
広い通信エリア
「リモコン32N」のみの無線到達距離は、見通しがある田園地帯で1.5mの設置高では、約1000m程度可能です。(ただし、雑音の少ない環境で、周辺の影響を受けない場合に限ります。建物や山などの障害物がある場合等設置条件により距離は短くなります)
中継機「リモコン32_R」の使用により、更に広いエリアでの使用が可能です。「リモコン32_R」は最大10台まで使用可能です。
※見通しとは、アンテナ同士が見える状態です。遮へい物などでアンテナ同士が見えない状態は、見通しとは言えません。
実際の通信距離はお客様各々の設置場所で確認していただく必要がありますが、その為に便利な「通信エリア確認モード」を持っています。一方を仮に設置しておき、もう一方を電池で動作させながら到達範囲を確認することが出来ます。
低コスト
無線を使いますのでコストのかかる配線工事は必要ありません。また電話回線のような通信費は一切かかりません。免許不要の特定小電力無線を使用します。
グループID設定機能
「リモコン32N」「リモコン32_R」にはグループIDの設定機能があり、同一グループIDの機器同士でのみ通信が行われます。グループIDは基板上のロータリースイッチによる簡単な操作で設定できます。グループIDは0~Fの16通りありますので、同じ通信エリア内で最大16系統の「リモコン32N」が使用できます。
旧リモコン32との違い
- 本体取付足が壁掛けブラケットになりました。
- 停電時用電池が内蔵型になりました。
- 押しボタンが側面に移動し、名称がPBからSWになりました。
オススメの用途例
無人運転の制御装置の故障監視装置として~24時間機器監視が必要なら~
(例)マンホールポンプの故障や汚水の水位・停電や各種機器の漏電・故障・停電の監視など
離れた場所の機器の制御装置として~機器の遠隔制御が必要なら~
(例)マンホールポンプの異常時に予備ポンプのONやゴルフ場や農園の散水、無人駐車場の管理など
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